バスキアの人生

ハイチ系といえば~

前回の投稿に続いて昨年の展覧会ネタです(笑)。

六本木ヒルズ森アーツ・センターギャラリーで開催された

バスキア展  MADE IN JAPAN」。

バスキアはハイチ系とプエルトリコ系の両親を持つアメリカ人。

ハイチ系といえば、大坂なおみさんもですよね!

才能豊かな人が多いのでしょうか。

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お見合い番組ドタキャン!で今年も話題~の前澤さん所有で広く知られるようになった作品

バスキアでは、絵画だけでなく、ビデオ(ラップ)もありました。

バスキアは、バンドも組んでいたそう。 

とはいえメインの作品はドローイング、絵画。

荒々しいタッチの絵画には、多くの単語も並べられています。

展覧会のタイトルにもある「MADE IN JAPAN」。

出展作品の中には、日本に関係するものも。

バスキアが活躍したころの日本は、バブル経済に沸いていて

「お金=日本」という文脈でバスキアは日本を見ていたようです。

¥マークが結構描かれてましたよ。

 

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バスキアの作品には、裸の人や、骸骨の絵が多いのも特徴。

子供のころから人体の解剖画集『グレイ解剖学』を見るのが大好きだったとか。

それが作品に表れているそう。

多様な表現手法が詰まった、一見混乱気味の作品からは

なにやら強いメッセージ、エネルギーが伝わってきますね。

映画「バスキア」でデヴィッド・ボウイを発見!

バスキアってどんな人だったのだろう?

興味を持って映画を見てみました。

 

バスキアって27歳で亡くなっているのですね。。

若すぎる。。

バスキアを支援し、友人だったというアンディ・ウォーホル

演じていたのがデヴィッド・ボウイでちょっと嬉しかった。

 

才能が開花して、作品が認められて、成功したのはいいけれど、

アッというまに自分をコントロールできなくなってしまう。

バスキアの死因はオーバードースーー。

ウォーホルの死去が、バスキアに強い孤独感を抱かせたのも

薬物に溺れるキッカケとなったそうです。

やっぱり孤独はよくないんだよねぇ、

友達って大切!なんて考えてしまいました。