現代アートが好き

カミーユ・アンロのドローイングがかわいい~

2019年の展覧会のネタなのですが、

初台の東京オペラシティーアートギャラリーでフランス人の

カミーユ・アンロによる「蛇を踏む」展に行きました。

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天井からつるされた胡蝶蘭

展覧会では、日本の生け花に触発されたという作品からスタート。

上の画像の作品名は、源氏物語  紫式部」。

確かにねぇ!

花の次に現れるのがドローイング。これが好きでした。

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Tシャツに顔!なんかいい

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こちらにも顔! 衣類をモチーフに使うことで、アイデンティティを連想させたいそう

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ユニークだけれど、インパクトがあって目が離せない。

衣類は着ている人との関係で内面性、奥行きを表現できると。

ふーん。

 

青色の世界に没入

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青色をテーマにしたインスタレーション

そして!床と壁が青一色の部屋へ

「偉大なる疲労と名付けられた青色をベースにしたインスタレーションの登場です。

写真、オブジェ、本とかCDとか一見雑然とものが置かれている。

知識の蓄積は過去のもので、それは死を表す――を表現しているとか。

雑多に置かれたものを、一つ一つじっくりみれば

環境問題や、デジタル革命とか、

生活に影響を与えてきたものをイメージできました。

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撮影はNGだったのですが、13分の映像作品があって、これが一番印象に残ったかも。

 

ところで、私は美術・アートの中で現代アート」が一番好き

時事ネタを取り上げているものが多いし、自分の暮らしとリンクしている。

考えさせられる表現も少なくないです。

それがいいのかなぁ。

古い作品も素敵ですけれど…。フェルメールとか、ゴッホとか。。

これからも、私事として楽しめる現代アート、もっともっと見たい!