オラファー・エリアソン展覧会をネットで疑似体験

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出所: https://olafureliasson.net/sometimesthebridge/

東京都現代美術館で開催されているはずだった

オラファー・エリアソンの展覧会「ときに川は橋となる」の内容を

オラファー自身がサイトでオープンにしています。

ヴィーガンレストランで残る、使わない部分の野菜(固い葉の部分、皮、根の部分など)を使った絵具とか、

アルミニウム素材を作るときに出る有害物質を無害化して、タイルにしたりなど

オラファーの哲学がいきわたった作品の展示がされていたはず。

サイトでは、展覧会の様子や、作品の制作過程の動画などがアップされています。

下は、サステイナブルな視点で制作したさまざまな素材(展覧会の様子、解説付き)。

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廃棄されてきたものを生かし、素材として再使用する。サステイナビリティ―の追求がテーマ。 出所:https://olafureliasson.net/sometimesthebridge/

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展示作品は飛行機ではなく、陸路で移送  出所:https://olafureliasson.net/sometimesthebridge/

サステイナビリティ―を考える上で、飛行機での移送も否定していて、

展示物は主に電車、そして船をつかって東京までもっていったと書かれていました。

その輸送の様子(動き?)を紙に記録したものも、公開されているそう。

 ↓こんな感じに記録

 

展覧会で出されている作品を画像で閲覧できる(下)。

あーー、すぐに見られないのが残念。

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展示作品  出所:https://olafureliasson.net/sometimesthebridge/

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展覧会タイトルの作品 出所:https://olafureliasson.net/sometimesthebridge/

新型コロナウィルスの影響で美術館も苦しいけれど、アーティストも大変…

オラファー・エリアソンのサイトを読んでいると、

東京現代美術館のために、

「ものすごく考えて、議論をたくさん重ねた」とありました。

作品として生み出したものを、いろいろな人に見てもらう機会が失われるのは、

アーティストにとっても辛いですよね…。

早く収束してほしいものです。

オラファーの展覧会は、6月14日まで。

それまでに再開できるのか……。

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展覧会の配置PDFもサイトにアップされていました。これで、展覧会を見た気分になれるかも?

YouTubeオラファー・エリアソンの世界に浸る

今回YouTubeで「Olafur Eliasson 」を検索すると、

関連動画が沢山アップされているのを知りました。

過去の作品、本人のインタビュー、作品の解説…。

これらを見て、オラファーの世界に浸ろう!

 

ニコニコ美術館で行きそびれているピーター・ドイク展もチェックしよう!

https://ch.nicovideo.jp/niconicomuseum