まるで写真!凝視したくなる絵

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《森へ還る》小木曽誠 2017

大きな木の幹によりかかる女性2人、すっごく素敵ですよね。

まるで写真のよう!

Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている

「超写実絵画の襲来」を見てきました。

 写実絵画とは、本物そっくりな絵という意味

写真じゃないよね!?!?と

一枚一枚凝視しちゃいましたよ。

穴が開くほど絵を見るなんて、私も初めての経験でした。

千葉市にある日本初の写実専門美術館「ホキ美術館」所蔵

68作品が展示されています。

ホキ美術館は、昨年の豪雨の影響で、現在休館中だそう。

人物絵から、風景画、生き物、静物…、さまざまなものが

本当にリアルに描かれています。

チケットにもなっていた大木の幹など、まるで写真。

緻密な描写は圧巻です。

父親を描いたという《存在の在処》という作品は、

あまりにリアルすぎて、

本当に写真じゃないよね!!と凝視

肌の表現、髪の毛の再現、すごい!驚嘆です。

 

写実絵画は、対象の写真をたくさんとって、

それを見ながら描くそう

細部まで忠実に表現するので、

一枚の絵を描くのに、1年半かかった作品もあるそうです。

力作ぞろいの展覧会、楽しめました!

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ショップでは、図録のほかに定番のポストカード、クリアファイルなど