ドイツは日本人アーティストが育つ?!という話
絵画、彫刻で独特の世界を表現する、イケムラレイコ。
昨年1月から4月に、国立新美術館で過去最大規模の個展
『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』があったのですよ~。
かなり大きな絵画から、写真、本人インタビュー映像まで約210点が展示され
とても見ごたえのある個展でした。
そのイケムラケイコが、芸術選奨の絵画部門で文部科学大臣賞を受賞されたとか!
すばらしーーい。
イケムラレイコは長くヨーロッパ暮らしで現在はドイツ在住。
ベルリン芸術大学の教授も務めているそう。
先生をやりながら、創作活動って大変そうですよね。。
どう両立されているのでしょう。
展示されていた大きな絵画、迫力あったのですが
どれも強烈な孤独を感じさせるというか、
死を意識させられるというか。。
上のうさぎ観音のように、モチーフがかわいい作品も多いので、
とっつきやすいけれど、奥は底なしのくらーい世界が広がっていると、感じました。
アーティストは、孤独や死への強い感情を作品で表現するのでしょうけれど、
イケムラレイコの作品はさらに、「女」
という色々考えなければいけない、ときに差別的な待遇もうける
やっかいな性についても、どろどろ考えあぐねているパワーを感じました。
ところで、このブログでも前に書いた塩田千春
もベルリン在住だったかと。
奈良美智もドイツに住んでいたことがありますし、
ドイツは日本人アーティストが育ちやすい場所なのでしょうか!?!?
ベルリンにはかな~り昔に行ったことがあり、その後、
アーティストが多く移り住んでいるという記事は読んだりしたのですが
旅行に行くこともなく。。
ドイツに行く機会があったら寄ってみたいな!